鳥海颯汰がトップ通過 世界ジュニア北海道予選

15-17歳男子の鳥海颯汰。13-14歳の部の15年から3年連続首位通過となった

<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 北海道予選>◇15-17歳男子◇16日◇桂GC(6863ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会ほか◇後援・日刊スポーツ新聞社ほか◇特別協賛・PGMホールディングス株式会社

 鳥海颯汰(北海道・音更高2年)が4オーバー76で東日本決勝大会(4月22、23日、茨城・美浦GC)にトップ通過した。

 「絶対3連覇して決勝大会に行きます」と宣言していた通り、13-14歳の部の2015年から3年連続で北海道予選を制したが、ゴルフの方は「バーディーが来てもすぐにボギーにする出入りの激しいゴルフでした」と反省した。

 6番で30センチにつけてバーディーも8番でグリーンオーバーしてボギー。11番では奥のカラーからパターで12メートルを沈めたが、12番で林の残雪に打ち込んでボギーなど少しちぐはぐだった。

 この1年間「体重を増やそうと思って、朝はどんぶり2杯、昼が弁当2つ、夜はがっつりって感じで食べました」と、トレーニングをしながら昨年同時期より10キロ近く増えて71キロになり、スイングが安定してきたという。「世界ジュニアはまだ行けていないので、東日本決勝大会は全力で世界をつかんでみたい」と、意欲を見せた。