吉田鈴ら首位発進 世界ジュニア東日本決勝大会

13―14歳女子で首位タイ発進の吉田鈴(右)と、15―17歳女子で3位につけた姉・優利

<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜東日本決勝大会>◇13-14歳・15-17歳女子◇第1日◇22日◇茨城・美浦GC(いずれも6328ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会ほか◇後援・日刊スポーツ新聞社ほか◇特別協賛・PGMホールディングス株式会社

 「姉妹日本代表」へ、吉田姉妹が前進した。13-14歳の部で吉田鈴(りん、千葉・市川三中2年)が5オーバー77で、昨年の世界ジュニア日本代表の花田華梨(かりん、栃木・宝木中2年)とともに首位に立った。

 「前半40をたたいてしまったので、後半(37)はメチャ頑張りました」と、笑顔を見せた。バーディーこそなかったが、「得意のアプローチがよくて、ショットがばらついていたけど、1パットのパーが6回ぐらいあった」と粘りのゴルフをみせた。

 日本ゴルフ協会のナショナルチームに所属する姉優利(千葉・麗沢高2年)を尊敬し「一緒に世界に行きたい」と予選から挑戦してきた。その姉は、15-17歳の部で3打差3位につけ「妹が首位なんてびっくりですよ」とこちらも笑顔。小6の2012年以来5年ぶりの世界ジュニアを目指しているが、妹の奮闘で「姉妹で日本代表」が近づいてきた。

 「ドキドキしますけど私が頑張るしかないです。今日やったミスを繰り返さないようにしたい」(鈴)「ピンの位置が難しくなると思うので、攻めと守りをはっきりさせてやりたい」(優利)と、最終日を思い描いていた。