尾崎将司「いいプレーをしたよ」青木功を思いやる

2日間の予選ラウンドを終え握手を交わす青木(左)と尾崎(撮影・清水貴仁)

<男子ゴルフ:中日クラウンズ>◇第2日◇28日◇名古屋GC和合(6545ヤード、パー70)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)

 尾崎将司(70=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)がこの日は8オーバーの78でホールアウトし、通算21オーバーとした。1番パー4で幸先よくバーディーを奪ったが、その後にボギーが9つ。9番パー4で第2打をバンカーに入れた際には、悔しそうにクラブをたたきつける場面もあった。

 5年ぶりに同組で回った青木功(74)が、大会前に「ジャンボと一緒に回るのはこれが最後かも」と漏らしたことを問われると、尾崎も「もう最後にしてもらいたい。引きずられるからね」と話した。

 それでも一緒にゴルフ界を引っ張ってきた青木については「74(歳)になっているわけだからね。俺もいずれ(74歳に)なるんだからな。今日は頑張っていいプレーをしたよ。片りんは見せたんじゃないか」と思いやった。