森田、川岸、葭葉、サイが7月全米女子オープンへ

初の全米女子オープン出場権を獲得し、笑顔の川岸(撮影・益子浩一)

<米女子ゴルフ:全米オープン日本地区最終予選>◇22日◇滋賀・日野GC

 36ホールストロークプレー(パー144)で行われ、4人が7月の本大会出場を決めた。

 通算8アンダーの136で森田遥(20)と葭葉ルミ(24)がトップに並び、1打差の3位にサイ・ペイイン(26=台湾)が入った。残り1枠は通算5アンダーの4人によるプレーオフで争われ、3ホール目で川岸史果(22)が初の切符を獲得した。

 15年の本大会で14位だった葭葉は「また行けると思うと、すごく楽しみ。アメリカでどれくらい通用するか、精いっぱいやりたい」。森田も「全米は私の中で特別な大会の1つ。しっかり戦ってきたい」と話した。

 この日だけで、プレーオフも含め39ホールを回った川岸は「最後は足が痛くなるほどつらかった。気力で頑張りました。まさか全米に出られるとは思ってもいなかった」と笑顔だった。