池田、開き直って後半は別人「最高のプレー」と笑顔

17番、バーディーを奪った池田は坂井キャディーとグータッチ(撮影・亀山泰宏)

 池田勇太は前半に4連続を含む5ボギーをたたいたが、後半は別人のように5バーディー。イーブンパーで初日を終え「こんなゴルフは初めて」と目を丸くした。

 折り返しで「これ以上打っても順位は変わらない」と開き直ったという。元来は細かいことを気にするタイプだが「いい意味でおおざっぱにやろう」。10番でエッジからの5メートルを沈めてこの日の初バーディーを奪うと12、13番はショットでつくったチャンスを生かす。17番では7メートル、18番では9メートルと長いバーディーパットを沈めて締めくくり「久しぶりにかみ合った。最高のプレーだった」と笑いが止まらなかった。