前日トップの米沢蓮、大きく崩れ反省 ジュニアW杯

<アマゴルフ:トヨタ・ジュニアW杯>◇最終日◇16日◇愛知・中京GC石野

 前日に3日目トップの65で回った米沢蓮(17=岩手・盛岡中央高)が、最終日に大きく崩れた。1番をダブルボギー発進すると、5番でもダブルボギー。後半も精彩を欠き、合計で3バーディーを奪うも4ボギー3ダブルボギーの通算7オーバーの78で終えた。

 「今日は出だしからめちゃくちゃなゴルフになってしまった。昨日よりいいスコアで回りたいと思っていたけど、昨日より10打以上多くなった」と下を向いた。

 今大会は国別対抗戦で男子(6843ヤード、パー71)は、4人中の上位3人の合計で競い、日本は通算17アンダーの835で2位。前半終了時には、米国を抜いて首位に浮上していただけに「優勝を狙える位置にいたにもかかわわらず自滅して自分の力量のなさを実感した」と反省。しかし「この大会で学んだことはこの先に役立つと思う。次の試合に切り替えていきたい」と前を向くことを忘れなかった。