宮里優作「この大会は僕に向いている」と攻めの姿勢

17番、パーセーブしてギャラリーの拍手に応える宮里(撮影・亀山泰宏)

<米男子ゴルフ:全米オープン>◇第2日◇16日(日本時間17日)◇ウィスコンシン州エリンヒルズ(7741ヤード、パー72)◇賞金総額1200万ドル(約13億2000万円)優勝216万ドル(約2億3800万円)

 全米オープンゴルフ第2日 初出場の小平智(27=Admiral)が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算2アンダーの142で24位となり、メジャー初の予選通過を果たした。宮里優作(36)も同2アンダーで2年連続の決勝ラウンド進出。池田勇太(31)谷原秀人(38)今平周吾(24)は予選落ちとなった。

 宮里はインの前半に2つ伸ばしたが、後半は全てパー。「アンダーパーはうれしいけど、もう少し伸ばしたかった」と複雑な表情だった。出だしの10番でボギーをたたいたものの、12番で1メートル強、16番は2メートル弱とショットをピンに寄せ、パー5の18番で3つ目のバーディー。コーチで父の優さんは「ショットもパットも、スイングは最高」と太鼓判を押した。初出場で23位となった昨年に続く予選通過。「この大会は僕に向いているのかもしれない。しっかり攻めていきたい」と上位を目指す。