小祝さくら謙虚に「まずは予選通過」もアマ旋風再び

クラブを担いで練習場を引き揚げる小祝さくら。右は母のひとみさん(撮影・丹羽敏通)

 アマチュアの女子ゴルファー、小祝さくら(19)が地元開催のプロツアーで再びアマ旋風を起こす構えだ。

 7日開幕のニッポンハム・レディース(北海道アンビックス函館C上礒GC=6362ヤード、パー72)の出場に備え、6日には会場内で最終調整。「調子はまあまあな感じです。ショットも全体的にも良くなっています。あとは自分がスコアをまとめられれば」と静かに闘志を燃やした。

 1年前は第1日、第2日と首位を走り、最終的には8位に食い込んだ。優勝を逃したものの「そんなに悔しくはなかったです。まだアマチュアでの出場。良い勉強になりました」と振り返る。今月下旬に最終プロテストも控えている立場。プロツアーVでもプロ宣言は可能となるが、小祝は「今大会は、まず予選通過して、最終日までプレーしたい」と謙虚に目標を掲げた。