石川遼の弟航9位「難しいコースの方が楽しい」

男子15~17歳の部で最終日に69の好スコアをマークし、笑顔でホールアウトする石川航

<アマゴルフ:日本ジュニア選手権>◇最終日◇18日◇埼玉・霞ケ関CC(15~17歳男子=東C7466ヤード・パー71、12~14歳男子=西C6971ヤード・パー71、12~14歳、15~17歳女子=西C6641ヤード・パー73)

 男子15~17歳の部に出場した石川遼(25)の弟航(わたる、浦和高3年)は9位フィニッシュとなった。

 通算6オーバーの28位で予選通過して迎えた最終日。前半の2番パー4は、残り120ヤードからピッチングウエッジでの2打目をピンまで1・5メートルにつけてバーディーを先行させた。15番では7メートル、17番では5メートルのバーディーパットも決めるなど4バーディー、2ボギーの69。3日間で初のアンダーパーを出し、通算4オーバーまでスコアを戻した。

 20年東京五輪の会場となる東Cでラウンドし「厳しいセッティングでもバーディーが取れて良かったです。難しいコースの方が楽しいですね」と笑みをこぼした。兄遼が米ツアーのウィンダム選手権第1日に好スタートを切ったことをネットで確認しながらも「兄は兄。自分は自分です」とマイペースでプレー。課題に挙げていたウエッジでのアプローチが好調だったこともあり「本当にこの調子で頑張りたい」と口にした。