上原彩子36位発進で意欲「かみ合ったら伸ばせる」

第1ラウンド、16番でバーディーパットを決め、ギャラリーの声援に応える上原彩子(共同)

 上原彩子は今大会に3年ぶりの出場。距離の長いコースを持ち前の安定したショットで攻めた。10番からスタートし、パー3の12番は向かい風の中でピン2メートルにオン、これを沈めてバーディーが先行すると大きな笑みをみせた。

 16番も2メートルを決めて伸ばしたが、後半に入って2番はアプローチを寄せ切れずにボギー。4番で2メートル、7番で1メートル半のチャンスを逃し「もう少しパットが決まってくれたら伸ばせたのに」と悔しがった。

 現在賞金ランキング59位で来季のシード権を確実にしている。「この大会で最終戦を迎えられてうれしい。かみ合ったらスコアはまだまだ伸ばせる」と意欲を見せた。