松山英樹が復帰戦へ最終調整 プロアマ戦に出場

 米男子ゴルフのアーノルド・パーマー招待に出場する松山英樹が開幕前日の14日、会場となるフロリダ州オーランドのベイヒル・クラブでプロアマ戦に出場し、以前と変わらずショット、パットも念入りに調整した。2月初めの大会を左手親指付け根付近の痛みで途中棄権して以来、6週間ぶりの復帰戦となる。

 13日には「痛みはない。原因は分からない」と説明。検査などのため一時帰国していた日本から前週に渡米し、練習を積んできた。現在の状態には自信を示しつつ、久しぶりの実戦に不安もある様子。「4日間プレーして、見つかった課題を解決したい」と3週後のメジャー、マスターズ・トーナメントをにらんでいる。

 第1、第2ラウンドは今大会過去8勝で前週2位のタイガー・ウッズ(米国)と同組。松山は14日は取材に応じず、憧れのスターとのラウンドについて問われると黙って笑みを返した。

 大会は小平智、池田勇太も出場する。