男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ(5日開幕、ジョージア州)に初めて出場する宮里優作(37=フリー)が1日(日本時間2日)、会場のオーガスタ・ナショナルGCで練習ラウンドを行った。
前週日本勢では最も早くオーガスタ入りし、3月28日から連日練習ラウンドをこなしてきた。30日以降は、この日も一緒にアウト9ホールを回った松山英樹(26)とともにコースをチェック。「英樹と大ちゃん(松山のキャディーを務める進藤大典氏)ずっと情報をもらっています」と、マスターズでの経験豊富な大学の後輩と同期への感謝を口にする。
初めてオーガスタに足を踏み入れた感慨は「試合が始まっていないから、まだあまり」と苦笑するが、コースの印象は強烈。難しさを際立たせているのが、グリーンの傾斜だ。「(ティーショットを)フェアウエーに打っても、そこからどうするか。細かい傾斜がたくさんあって、ピンをまともに狙うと良くないというのが結構、ある。セカンドからパッティングまで、傾斜を使って寄せるというのをイメージの中に入れておかないとダメ。ほぼ毎ホール(日本シリーズJT杯の会場できつい傾斜が有名な)よみうりの18番ですよ。全く気が抜けない」と警戒を強める。
ちなみに今大会、宮里優が装着する腕時計は契約するリシャール・ミル社がバッバ・ワトソン(米国)の14年マスターズ優勝を記念して開発した「RM38-01」。昨年10月のブリヂストン・オープンの際に同社の社長から「ぜひマスターズに行ってください」と激励の意味を込めて渡された。世界で40本限定、約9900万円という超高級品で「この間、ブルネイの国王が持ってましたね」。前日にはコースで会ったワトソンに「あいつ、いい時計持ってるぞ」といじられて盛り上がったという。
この日、両親や兄聖志とともに到着予定の妹藍さんのパー3コンテスト出場については「直前まで、ちょっと交渉ですね。そっちの方が絵になるとも思うから」。自身の子どもと手をつないでコースを歩いてくれることを願っていた。