男子ゴルフの今季メジャー初戦、マスターズ(5日開幕、ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)に初めて出場する小平智(28=Admiral)が2日(日本時間3日)、公式練習で18ホールを回った。
「絶好調です」という力強い言葉通りのプレーを披露。16番パー3ではティーショットで1メートルにつけた後、パトロンの期待に応えて水切りショットにも挑戦した。これは成功とはならなかったが、しっかりバーディーを奪い「練習ラウンドでしたけど、バーディーが取れたのはすごく気持ちよかった。あれ(水切りショット)が一番、緊張しましたね。(パトロンから)『もう1回打て』と言われたけど、そんな勇気がなく、やめました」と笑った。
昨年末は最後の最後で圏外となる世界ランク51位にはじき出され、1度は逃したオーガスタ切符。年明けから海外を転戦して開幕前週のランキングで滑り込んだ。「出るつもりではいましたけど、3、4カ月は不安でした。その状況はプラスに働いていると思う。この時期を乗り越えられれば、自分も良くなると思えた。12月に決まるよりは、自分自身、強くなれたんじゃないかと思える3カ月だった」と振り返る。
この日、クラブハウスの前で大溝雅教キャディー(52)と記念撮影。「担いでもらって、1年くらいたった後なので、3、4年前ですかね。大溝さんは、オーガスタに1回もいったことがないと言っていた。(片山)晋呉さんと賞金王にもなっているのに。あれだけ優勝しているキャディーさんに担いでもらっている以上、僕が連れていきたいなという気持ちが強かった」と秘めていたモチベーションの1つに言及した。
2週前のマッチプレーでフィル・ミケルソン(米国)と対戦し「体にクラブを巻き付けて打つミケルソンを見て、イメージが良くなった」と、懸案事項だったドライバーショットが復調。「去年のいい時よりもいい感じ。出られて終わりじゃないし、自分に期待してます」と気合がみなぎっている。