小平智、16位好発進に「85点」古閑美保が大声援

 初出場の小平智(28=Admiral)が3バーディー、2ボギーの71で回り、1アンダーで首位と5打差、日本勢トップの16位につけた。

 2番パー5でグリーン手前からきっちり寄せてバーディーを先行させると、7番ではバンカーからチップインバーディー。ティーショットを右の木に当てた17番でボギーとしたが、最終18番は奥のエッジから6メートルをパターで沈めてバーディーを奪った。「(7番と18番は)神様からの贈り物みたいな感じ」と謙遜しつつ、自ら「85点」をつける好発進だった。

 「やっとここに立てた」と充実感を胸に迎えたティーオフ。メジャー3勝のビジェイ・シン(フィジー)との同組にも気持ちは高ぶった。「タイガー(ウッズ)、(フィル)ミケルソン、(アーニー)エルス、(レティーフ)グーセン…。(V・シンを含め)『ビッグ5』と呼ばれた頃からずっと見ていた選手」。幼少期に憧れた1人でもある存在から「オレもこのドライバーが欲しい」と言われるほど、確かなインパクトを残した。一時はリーダーボードにも名前が載り「マスターズって書いてあるボードに『KODAIRA』って書いてあるのはうれしかった」と素直に喜んだ。

 ロープの外からは古閑美保夫人(35)がパトロンの大歓声に負けない声量で応援してくれた。ホールアウト後に姿を見つけると「うるさいよ」と照れ隠しで苦笑しつつ、後押しに感謝した。納得の滑り出しとなったが、気持ちは緩めない。「自分の中では結構もったいないところもあった。あと1,2個は伸ばせた。手応えはありますけど、まだまだだって自分でも思えている」と貪欲だった。