ディフェンディングチャンピオンに不測の事態が起きた。
世界ランク9位セルヒオ・ガルシア(38=スペイン)は81をたたき、87選手中85位とまさかの出遅れとなった。
「何が起こったのか分からない」と本人も頭を抱えたのが15番パー5。ピンまで206ヤードを6番アイアンで狙った第2打が傾斜で戻って手前の池へ入ると、ドロップして89ヤードから打ち直した第4打もバックスピンで再び池に消えた。これを繰り返し、合計で池につかまること5度。最後は3メートルを1パットで沈めたが、このホールのワーストとなる「13」。衝撃的な数字を記録し「グリーンが硬くなっていて止まらなかった。ミスショットなしで『13』をたたいたのは、キャリアでも初めてだ」といら立ちを隠せなかった。
ガルシアに更新されるまでの15番の記録は尾崎将司(87年)、ベン・クレンショー(米国、97年)、イグナシオ・ガリド(スペイン、98年)の「11」。12番パー3では80年にトム・ワイスコフ(米国)、13番パー5では78年に中嶋常幸が「13」を記録している。
ガルシアの9オーバーは、前年大会覇者としては04年のマイク・ウエア(カナダ)の7オーバーを上回る最悪のスタートでもあった。