宮里優さん、優作のマスターズ生観戦に「1つの夢」

宮里優作(右)と父優さん(2014年7月12日)

 初出場の宮里優作(37=フリー)は1バーディー、6ボギーの77と崩れ、通算10オーバーの154で75位となって予選を通過できなかった。

 元世界ランク1位で昨年9月に現役を引退した妹藍さんもロープの外から戦いを見守った。「結構、戦えてはいた。パットがもうちょっと入ってくれればなという印象だった」と振り返り「成長するには痛みも伴う。海外の試合が続くと、そういう試練の時期ある。我慢強く頑張ってもらいたいと思います」とエールを送った。開幕前日のパー3コンテストでは兄のキャディーも務めるなど、家族で貴重な時間を過ごした。「歴史ある伝統も家族全員で経験させてもらって、普段テレビで見ていることを実現させてくれたので、すごくうれしかった。感謝しています」。ホールアウト後の兄とハグしてねぎらった。

 優作とともに初めてオーガスタを訪れた父優さんは「今回は、本人の意思に任せて、技術的なことはあまり言っていない。今回の自分の実力をかみしめて、また努力してほしい。結果が良ければ、非常に良かったんですけど、これも優作の1つのキャリアになるでしょう」。コーチとして言った後で、父としての思いがあふれた。「藍がプロとしてツアーを戦うようになって、テレビ局からラウンドレポーターで(マスターズ)来ませんか、という話があったんです。でも、僕は優作に連れてきてもらうのが1つの夢だった。約束は果たしてもらいました」と目を細めた。