単独首位から出た秋吉翔太(27=ホームテック)は2バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの74でスコアを落とし、通算7アンダーの273で4位となってツアー初優勝を逃した。
緊張の中、1番をパーとした後の2番で“異変”が起きた。「感触は悪くなかったけど、プッシュアウト気味のボールが出てしまった。ずっとショットが良かっただけに『何で?』という感じでした」。大きく右に出たティーショットがOBとなってダブルボギー。
続く3番もダブルボギーをたたき「流れは最悪。この4ストロークが最後まで尾を引いた。相手を楽な気持ちにさせてしまった。もうちょっと優勝争いを面白くできたら良かった」と序盤で自ら崩れた展開を悔やんだ。
「勝つより負けることの方が多い。こういう経験を何回も何回もやっていくうちに優勝できるんだと思う」と顔を上げた。初めてシード選手として臨むシーズン開幕前に自らの戒めとして「トップ10に入るまでは丸刈り」と誓い、バリカンを当て続けてきた。
今季4試合目で初めて予選を通過し、日本勢トップに並ぶ4位。
「これで伸ばせます!」
この時だけは笑みがこぼれた。【亀山泰宏】