松山英樹は3バーディー、4ボギーの72で回り、通算4オーバーの217でセカンドカットにより最終ラウンドに進むことができなかった。松山は54ホール終了時点で76位。79人以上が予選を通過した際、70位までが最終日をプレーできるという米ツアーの独自ルールが適用された。
5番までに3ボギーが先行。7、8番と連続バーディーを奪い、後半14番もバーディーとしてスタート時のスコアに戻したが、直後の15番パー5では1・2メートルのバーディーパットがカップに蹴られた。「あれはいいパットだったんですけどね。左から回って返ってきた。返ってきて、逆に自分がビックリした。ほぼ真っすぐ、(少し)スライスがあるかな(くらい)と思ったんで、左カップいっぱい、外さないくらいで打ったら、逆にいったように見えました。でも、入ってくれてもいいよなあ、と思った」。最終18番のボギーで1打及ばず、日曜日の18ホールをプレーすることはできなかった。
「今日が一番、手応えとしては悪かったですけど、その中でもある程度、幅には収められていました。ミスショットの種類も、だいぶ変わってきていると思う」と、懸案事項のショットには及第点をつけられる内容だった。苦しんだグリーン上については「別にパターは悪くない」。今週新しいモデルを投入したスコッティキャメロンのピン型に原因を求めることはなく「最後の要のパットが入らないと、こういう展開になっても仕方ない」と受け止めた。
次週は“第5のメジャー”プレーヤーズ選手権(フロリダ州)に臨む。「いいきっかけが見つかるように頑張りたい。手応えが、ちょっとずつ出てきているのは大きい」。期せずして土曜日で拠点のあるフロリダへ引き揚げることとなった悔しさはにじませつつ、確かな兆しにもしっかりと目を向けていた。