新垣比菜、過少申告で競技失格「ハッと思いました」

18番、ボギーをたたいてホールアウトし、スコアを確認しながら引き揚げる新垣(撮影・林敏行)

<女子ゴルフ:CATレディース>◇第2日◇18日◇神奈川・大箱根CC(6704ヤード、パー73)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

 ツアー通算1勝で2年目の新垣比菜(19=ダイキン工業)が過少申告で競技失格となった。

 最終18番パー5でボギーをたたき「6」とすべきところを「5」と記入。ゴルフ規則6-6「ストロークプレーのスコア」d「スコアの誤記」に抵触した。スコア提出後に指摘を受けて分かったもので、新垣は「(過少申告と言われ)ハッと思いました。最後ボギーだったのですが、『5』と書いてあって、自分も確認していなくて、そのままスコアを出してしまったので失格になりました」と神妙な面持ちで話した。

 いつもはマーカーとなる同伴競技者と読み合わせし、確認している新垣だが「何ですかね…何か分からないですけど、今日に限ってチェックしていなくて…。最後のボギーがちょっとショックで…。今まで(過少申告は)なかったですね」とショックの色を隠しきれなかった。

 新垣は第1日に6アンダーで首位発進。今年4月のサイバーエージェント・レディースに続くツアー2勝を目指し、第2日は3バーディー、1ボギーの71でラウンド。失格前は首位と2打差となる通算8アンダーの2位につけていた。