星野陸也「燃えてくる」難コースにも笑顔の首位発進

11番、ティーショットを放つ星野(撮影・丹羽敏通)

<男子ゴルフ:フジサンケイ・クラシック>◇第1日◇30日◇山梨・富士桜CC(7566ヤード、パー71)◇賞金総額1億1000万円(優勝2200万円)

星野陸也(22=フリー)が5バーディー、2ボギーの68で回り、3アンダーで単独首位発進した。

3、4番と連続バーディーが先行。最も難しい535ヤードの5番パー4で1・5メートルのチャンスを外しても、10番で3パットボギーをたたいても、はね返した。15メートルを沈めた13番から3連続バーディー。「1メートルくらいのショートパットを3回くらい外してしまった。もっと伸ばせたかな、という3アンダーでした」と言った。

標高900メートルを超える富士山麓の林間コースはボールがよく飛ぶ。「今日はドライバーもウッドも、メチャクチャ飛んでました。8割くらいに抑えて打っても290、300くらいですかね」。ツアー屈指のロングコースでも若手随一の飛距離自慢には苦にならない。加えて「難しいコースは好きなので。何か“燃えてくる”って感じじゃないですか」と楽しめる心のゆとりがあった。

前半戦では1カ月で体重が6キロ落ちた時期もあったが、トレーニングと食事の量を増やすことで国内開幕時に近い76キロくらいまで戻ってきたという。今月上旬に行われたツアー外競技の札幌オープンでは2日間で15個のバーディーを奪って優勝。最終日は14番から4連続バーディーで金亨成(韓国)を逆転して勝ちきった。「“優勝争いチック”な経験ができたのは良かったです」。勢いよく飛び出した22歳が、ツアー初優勝へ突き進む。