松山英樹42位発進も粘り「最後は良かったかな」

<米男子ゴルフ:プレーオフ第2戦 デルテクノロジーズ選手権>◇第1日◇31日(日本時間9月1日)◇マサチューセッツ州ノートン・TPCボストン(7342ヤード、パー71)◇賞金総額900万ドル(約9億9000万円)◇優勝賞金162万ドル(約1億7820万円)

首位と6打差となるイーブンの42位発進となった松山英樹(26=LEXUS)は「まあ良いところもあれば、悪いところもある。ちょっと、ちぐはぐなラウンドになりましたけれど、最後は良かったかなと思います」と自己分析した。

午後組のインスタート。12番で4メートル強のパットを沈めてバーディーが先行したものの、13番以降はティーショットが左へ行き始めた。「原因はいろいろあるんじゃないですか」と振り返る松山は、うまくショートゲームでカバーし、粘りのゴルフをみせた。後半は4番でバーディーを奪取し、一時は2アンダーとしたが、5番で深いラフに入れて手痛いダボ、7番はバンカーに入れてボギーをたたいた。最終の9番でピン上9メートルをねじ込んでバーディー締めし、ギャラリーからの大きな拍手を受けると、手を挙げて応えた。

第2日は午前スタート。松山は「明日は朝が早いのでグリーンも全然、違うと思うので、うまく対応できたらいいなと思います。頑張ってスコアを出せればいいなと思います」と口にした。