<日米共催女子:TOTOジャパンクラシック>◇第1日◇2日◇滋賀・瀬田GC北C(6659ヤード、パー72)◇賞金総額150万ドル(約1億6500万円)優勝22万5000ドル(約2475万円)
6月のアーカンソー選手権で米ツアー初勝利を挙げた畑岡奈紗(19=森ビル)が、首位と1打差2位で発進した。7バーディー、1ボギーの6アンダー66でラウンド。65の好スコアで首位に立った予選同組の柳簫然(韓国)を射程に捉えた。11年の上田桃子以来7年ぶりとなる日本人優勝、米2勝目に向けて好スタートを切った。
自ら設定した目標をクリアした。同組の世界ランク3位柳簫然と刺激し合い、畑岡がバーディーを量産。終盤の17、18番では柳と同じく連続バーディー締めで競り合った。「自分も取っていかないと離される一方だったので、最後の2つで取れたことはとても良かった。4アンダーを目標にやっていたのでクリアかな」。自信に満ちた笑みをこぼした。
米女子ツアーの平均パット数は世界ランク1位アリヤ(タイ)の1・72に続き、1・74の2位にランク。「(記録は)気にしていない」としつつも、17番では約7メートルのパットをねじ込むなど、スコアメークに欠かせないパットの安定感が光る。今年は米国以外で開催される米ツアーも本格転戦。「韓国のハナバンク選手権で田仁智が2年ぶりに優勝し、自国開催は応援が力になると思いました。海外勢が勝つよりも日本勢が勝つ方が盛り上がる」との自覚も芽生えた。
同コースで開催の03年大会はソレンスタム(スウェーデン)が通算24アンダーで優勝した記録が残る。畑岡は「1日8個の計算ですが、それぐらいのスコアを出す気持ちで。状態さえよければ6個ぐらい出せると」。確固たる自信を秘め、攻め続ける。【藤中栄二】