石川遼悔しい2位「いっぱいいっぱい感」があった

優勝した小平(手前)と抱き合う石川(撮影・林敏行)

<男子ゴルフ:日本シリーズJT杯>◇最終日◇2日◇東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)◇賞金総額1億3000万円(優勝4000万円)

小平智(29)が石川遼(27)、黄重坤(26=韓国)とのプレーオフを制し今季初Vでツアー通算7勝目。13年ツアー選手権、15年日本オープンに続く3つ目の日本タイトルを獲得した。

6季ぶりとなる日本ツアー本格復帰のシーズンを未勝利で終えた石川は「僕の方が“いっぱいいっぱい感”があった。小平さんが優勝にふさわしいプレーをした」と勝者をたたえた。1番でティーショットを左に曲げてダブルボギーをたたいたが、そこから7バーディー。正規18番は長いバーディートライがカップをなめ顔を覆ったが「入ったら奇跡だなというパット。優勝の可能性を感じさせるパットができた」と前を向いた。