昨季賞金王の今平が発熱で棄権「いい教訓にしたい」

今平周吾(2018年12月2日撮影)

<男子ゴルフ:SMBCシンガポールオープン>◇第2日◇18日◇セントーサGCセラポンC(7403ヤード、パー71)◇賞金総額1億752万円(優勝1935万3600円)

昨季賞金王の今平周吾(26=フリー)が棄権した。この日は、前日に日没サスペンデッドになった第1ラウンド(R)の残りホール(H)を消化し、17H終了後に発熱を訴えた。今平は「熱っぽくて止めました。今朝起きてから、体がフワフワしている感じ。日本には今日中に帰れればいい」と明かした。

前週の米ツアー・ソニーオープンに出場し、ハワイから日本を経由してシンガポールに到着したのは、プロアマ戦当日の16日未明だった。疲労はピークだったようで「いろいろ大変でした」。今後は日本で調整し、2月にグアムで合宿を張る予定。今平は「開幕戦で棄権は残念です。体調管理も仕事のひとつ。いい教訓にしたい」と自分に言い聞かせた。

第1R終了時点で、東北福祉大出身でツアー未勝利の佐藤大平(25=クリヤマ)が6アンダーで首位。池田勇太は首位と2打差6位、石川遼は28位で第2Rに入った。