松山英樹悔しい27位「何も良いところがなかった」

第1ラウンド、2番でアプローチショットを放つ松山(ロイター)

<米男子ゴルフ:フェニックス・オープン>◇第1日◇1月31日(日本時間1日)◇アリゾナ州スコッツデール・TPCスコッツデール(7261ヤード、パー71)

2季ぶりの優勝を目指す松山英樹(26=LEXUS)は、3アンダーで27位発進した。ショットが安定せず、スコアを伸ばせなかったが、4バーディー、1ボギーの68で踏みとどまった。16、17年に連覇した相性の良い大会で首位とは4打差のV圏内。大会最多となる3度目の優勝へ巻き返す。小平智(Admiral)は71位。ジャスティン・トーマス(米国)ら3人が首位に立った。

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松山が不満そうな表情を浮かべた。優勝した過去の2大会は、16年が首位発進、17年が2位とスタートダッシュに成功。今年は27位ながら、首位とは4打差。及第点を与えられる内容だが、ホールアウト後は厳しいジャッジを与えた。「何も良いところがなかった」と悔しそうだった。

前半は3バーディーと流れを作ったかにみえた。だが、後半は試練の連続だった。パーでしのいだとはいえ、11番で1・5メートルのバーディーパットを外すと、13番では2度もバンカーに入れた。迎えたパー5の15番では、右のラフから打った第2打を池に入れるなどして今大会初のボギーをたたいた。

約2万人が見守る名物16番では、グリーンを外すとブーイングも浴びた。「先週の3日目みたいに、アジャストできなかった。原因が何なのかまだ分からないのでどうなるか心配」と振り返った。

逆襲の下地はある。5年前から一昨年まで4位、2位、優勝、優勝と好結果を連ねる超得意コース。平均スコアも「67」と“自分の庭”と言っても過言ではない。ティーショット、アイアンともに「全部だめ」と話しながらも、68と崩れなかったことが、それを証明している。

昨季はツアー未勝利に終わったが、先週のファーマーズ・インシュアランスOP3位と復調気配を見せている。かみ合いさえすれば、大会最多タイの3勝目へ、巻き返しのチャンスは十分にある。

この日は先にラウンドし、首位トーマス(米国)らのスコア(7アンダー)を確認しながら回った。「毎年それくらいは初日出ている。優勝スコアも大体分かっているのでそれに向けて頑張る」と話した。勝ち方を知る男がギアを上げる。