井元咲希、我慢の首位で西日本決勝大会進出

15-18歳女子でトップ通過の井元咲希

<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 九州・沖縄予選>◇15-18歳女子◇23日◇熊本・ワールドCC(6254ヤード、パー72)◇主催・国際ジュニアゴルフ育成協会ほか◇後援・日刊スポーツ新聞社ほか◇特別協賛・パシフィックゴルフマネージメント

井元咲希(宮崎・日章学園高1年)がバーディーなしのゴルフながら、3オーバー75で西日本決勝大会(3月30、31日、滋賀・滋賀GC)へトップ通過を果たした。

「我慢のゴルフでした」というが、アプローチできわどく拾うゴルフではなく「チャンスを外してお先に、が多かったんです。7、8回はあった」と悔やむ。そんな展開の中でも「1球1球、しっかりやろうと思いました。昨日からショットが悪かったので『大丈夫』と言い聞かせながらやりました」と、ストレスがたまる中でも崩れずにプレー出来た。

小学生のころから遊びでゴルフをしていたが、本格的にゴルフを始めたのは中学に入ってからで、まだ4年ほど。167センチの長身、持ち味は「ドライバーの飛距離(240ヤード)」だという。この大会は2回目の出場で、昨年は予選落ち。「経験が少ないから、もっとたくさん経験をしたい。世界ジュニアに行けたら、自信になると思います」と、ステップアップを目指す。