アマ鬼塚貴理が8位好発進、姉雅はスノボで五輪8位

10番、ティーショットを放つ鬼塚貴理(撮影・渦原淳)

<女子ゴルフ:アクサ・レディース>◇第1日◇29日◇宮崎・UMKCC(6525ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1440万円)

アマチュアの鬼塚貴理(18)が、好発進した。5バーディー、2ボギーの69で回り3アンダー。首位と4打差8位につけた。

姉雅(20)はスノーボード・スロープスタイルで15年世界選手権金メダル、昨年2月の平昌五輪ではビッグエア8位の実力者。妹の貴理もスノーボードのスロープスタイルをしていたが、小学2年の終わり頃から、本格的にゴルフの道へ進んだ。今春に熊本国府高を卒業し、今季のプロテスト合格を目指している。

この日は1番パー5で3メートルのスライスライン、続く2番パー3では手前のカラーから10メートルのバーディーパットを沈めた。鬼塚は「私も小さい頃は本当に(スノーボードの)プロを目指すというか、本気でやっていました。スノボもゴルフも、どっちも下半身が大事だと思います」とかわいらしい笑顔で話した。

好発進したことについては「調子がいい時だけでなく、悪い時でもスコアを伸ばすことが少しずつできています」とうれしそうだった。