松山は伸ばせず32位「ズレたことが一番悔しい」

最終日、ホールアウトした松山英樹(ロイター)

<米男子ゴルフ:マスターズ>◇14日◇最終日◇ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)◇賞金総額1150万ドル(約12億6500万円)◇優勝207万ドル(約2億2770万円)

松山英樹(27=LEXUS)の8度目の挑戦が静かに終わった。3バーディー、3ボギーの72で通算3アンダーの285とスコアを伸ばせず32位。過去、5年でワースト順位に終わり、「残念ですね」と肩を落とした。

マスターズ前、最後の大会だった2週間前のマッチプレー大会で当時世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)を破るなど、手応えをつかんでの現地入りだったが、60台を出したのは第3日だけと苦戦を強いられた。「感覚的なズレがこんなに大きくズレたことがなかった。それがここにきて練習ラウンドをしてズレたことが一番悔しい」と振り返った。

優勝したウッズについては「何の不思議もなく、普通にやればそういう力はある人だと思う。そういうところでやってみたいというのが今の気持ちですね」と話した。