尾崎将司が前半で棄権 今季初バーディーも腰痛悪化

17番、バーディーパットを外しがっくりする尾崎(撮影・前岡正明)

<男子ゴルフ:東建ホームメイト杯>◇第2日◇18日◇三重・東建多度CC名古屋(7081ヤード、パー71)◇賞金総額1億3000万円(優勝2600万円)

72歳の尾崎将司(I・S・T)が、前半の9ホールを終えたところで腰痛のため棄権した。

尾崎は第1日を80の9オーバーで130位からのスタートだった。この日もボギーが先行したが、12番では今季初のバーディーも奪い、グリーン上で一緒に回った堀川未来夢らとグータッチして笑顔も見せた。しかし、その後腰痛が悪化し、18番を終えた時点でロッカールームに引き揚げた。前半9ホールのスコアは6オーバーの42だった。尾崎は「本当に腰が治らないよ。1月に痛めてから全然良くならない。(石川)遼も腰痛、ジャンボ尾崎も腰痛で、イヤになっちゃうよ」と話した。バーディーを奪って堀川とグータッチした際は「じゃかましい、これからたくさん取ってみせる、と言ってやったんだけど、出なかったな」と苦笑。今後については「次は(5月2日開幕の)中日クラウンズ。腰を良くしないといけない。少しはましな姿を見せるから」と言って、帰りの車に乗り込んだ。