吉本ひかる2位、李知姫が最終18番で優勝決める

KKT杯バンテリンレディスオープン最終日、通算8アンダーで優勝を飾り、優勝トロフィーを手に笑顔を見せる李知姫(撮影・今浪浩三)

<女子ゴルフ:KKT杯バンテリン・レディース>◇最終日◇21日◇熊本空港CC(6428ヤード、パー72)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)

黄金世代の吉本ひかる(20=マイナビ)が、あと1歩で初のツアー優勝を逃した。

7位から出て5バーディー、1ボギーの68で回った。ホールアウト時点で、通算7アンダーで李知姫(40=韓国)と並び、プレーオフに備えていたが、最終18番パー5で李が4メートルのバーディーパットを沈めた。

吉本は今季4度目のトップ10で、自己最高2位。

同8アンダーとした李は、17年日本女子プロ選手権以来となるツアー通算23勝目を挙げた。

同6アンダーの3位に黄アルム(韓国)。

大会2連覇を目指した比嘉真美子と、穴井詩、原英莉花、酒井美紀は4位。

地元熊本出身の上田桃子と、新垣比菜は8位。13番パー3でホールインワンを達成した青木瀬令奈は12位。

熊谷かほと、小祝さくらは同1アンダーの20位。首位から出た大西葵は80とたたき、同2オーバーの42位。

イ・ボミ(韓国)は同3オーバーの46位、アン・シネ(韓国)は同9オーバーの61位だった。