石川遼は今後不透明「治りきらなかった」一問一答

第60回中日クラウンズ2日目 スタート前、練習場に出向き同組の選手に挨拶をしクラブハウスへ戻る棄権した石川遼(撮影・森本幸一)

<男子ゴルフ:中日クラウンズ>◇第2日◇3日◇愛知・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)

腰痛を再発した石川遼(27=CASIO)が、08年のプロ転向後初めて棄権した。第5腰椎のヘルニアの症状で、今後のツアー出場は不透明になった。

以下、石川と一問一答。

-棄権を決断したのは

石川 今日の朝です。コースに着いてからです。

-起きた段階ではプレーしようとしたのか

石川 起きた時の方が、むしろ厳しかったのですが、こっち(会場)に来て、万が一にもプレーできるかも知れないので、最後まで決断はしないでと思っていました。

-朝の症状は

石川 昨日の夜の方が悪かったです。昨日8番ホールで、筋肉性なのか、肉離れなのか、ひねったというか。急性的にそんな感覚になって、そこで炎症が起きていましたが、そこから(最終ホールまで)2時間以上プレーしたのもあるので。プレーしている時はアドレナリンもあったと思う。朝になって血流がいいところ、悪いところと、分かれてきた。治りきらなかった感覚と、歩いていても力が入る感じがしなかったです。

-治療はしたのか

石川 昨日はアイシングをして、その後に普段診ていただいている先生に診てもらって、少しは改善しましたが。炎症が起きていたので、それが1日でなくなるという望みは薄かったです。

-腰の全体が痛いのか

石川 一部分ですね。

-同組のジャンボ尾崎とは、どんな話をしたのか

石川 2日間、楽しみにしていたので。昨日もジャンボさんの素晴らしいプレーが見られましたし、今日プレーできなくて「申し訳ないです」「残念です」とお伝えして、「早く治せ」と激励をいただきました。