<男子ゴルフ:ダイヤモンド・カップ>◇第3日◇11日◇千葉・総武CC総武コース(7333ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)
昨年8月に結婚した浅地洋佑(25=フリー)がツアー初優勝に王手をかけた。通算1アンダーの6位で出て6バーディー、3ボギーの68で回り、通算4アンダー209でツアー初の単独トップに立った浅地の左手薬指には結婚指輪がキラリと光った。
3月23日に結婚式も挙げた同じ年齢の智子夫人がこの日から住居のある東京・杉並区から応援に駆けつけており「1打も無駄にできない気持ち。流れが悪くても頑張らなくてはと思うようになった」と首位浮上にも気持ちを引き締めた。
保育士の仕事を辞めた夫人に生活面のサポートを受けている。「ご飯も用意されるし、家事も全部やってくれて。ボクは家でダラダラしているだけなので」と感謝した。自身初となるツアー最終日最終組も、夫人の応援という大きなバックアップを受けながらツアー初優勝を狙う。「プレッシャーは好きではないですけれど、プレッシャーを受け入れてプレーしたい」。
7日の主催者推薦選考会(マンデートーナメント)を通過して出場権を得ており、ツアー競技では9年ぶり史上5人目となるマンデー通過からの優勝を狙う。浅地は「ドライバーが1番安定している。今は曲げる気がしない」というティーショットを武器にチャンスを演出。この日はパッティングもさえ、後半12番ではピン奥約15メートルのバーディーパットもねじ込み「この3日間の中でパッティングが良かった。明日も今日みたいなゴルフをしたい」と意気込んだ。
同学年の時松隆光、川村昌弘が先にツアー優勝を果たしており、大きな刺激を受ける。杉並学院高時代、石川遼の後輩としてアマチュアで好成績を挙げて注目を浴びた浅地も25歳。「優勝したい気持ちが強いです」。悲願のツアーVを見据えていた。