青木瀬令奈が因縁18番でアルバトロスまで1・5m

8番、ティーショットを放つ青木瀬令奈(撮影・柴田隆二)

<女子ゴルフ:ワールド・サロンパス・カップ>◇第3日◇11日◇茨城・茨城GC東(6560ヤード、パー72)◇賞金総額1億2000万円(優勝2400万円)

青木瀬令奈が、最終18番パー5でイーグルを奪い、1アンダーで前日の24位から16位に浮上した。

ピンまで212ヤードをスプーンで打つと、ピンに真っすぐ転がっていき、ピンをかすめ1・5メートルに止まった。もう一息でアルバトロスのプレーに「ワンチャン入れと思った。いろいろ思い出しました」。青木にとって18番は因縁のホール。15年に優勝争いをした最終日の18番で、ダブルボギーをたたき4位に終わった。第2打をあえてドライバーで打ち2オンをねらったが、グリーン左の池につかまった。

「やり返した。このホールに向いていないんじゃないかと思っていたが、これで取り返した」と喜んでいた。