個人男子優勝は埼玉栄・石崎「うれしい」高校ゴルフ

プレーオフ3番でティーショットを放つ石崎拓海(撮影・吉池彰)

<ゴルフ:関東高校選手権埼玉予選>◇27日◇埼玉・大宮CC◇男子6900ヤード◇女子6560ヤード◇各パー72◇参加=団体男子8校、個人男子79人、同女子39人

団体男子は埼玉栄が優勝。上位4校が関東団体決勝(6月10~11日、栃木・琵琶池GC)に進んだ。

個人は男女ともプレーオフの末、男子で石崎拓海(埼玉栄3年)が、女子で森田彩音(叡明1年)が優勝。

マッチングスコアカード方式によりシード男子7人、女子3人を除く男子18人、女子19人が関東個人決勝(7月18~19日、長野・軽井沢72G東C)に進んだ。

個人男子は72で石崎、松本拓人(埼玉栄2年)、宮下優輝(埼玉栄1年)が並んでプレーオフに突入。1ホール目をダブルボギーとした松本が、まず脱落した。そして、残り2人で3ホール目のパー3に入ると、宮下が第1打を大きくグリーンオーバー。アンプレアブルとなってダブルボギーとするのを尻目に、石崎が落ちついて2オンし、1パットで沈めた。

石崎は「今年は高校最後の年。予選から優勝できてうれしい」とニッコリ。「軽井沢では今日以上のベストを尽くして、全国大会へ行って、良い成績を残したい」と言葉を弾ませていた。

<主催>関東高等学校ゴルフ連盟、日刊スポーツ新聞社<協賛>住友ゴム工業(ダンロップ)