原英莉花が首位発進 ジャンボから貰ったパター好調

18番をバーディーを決める原英莉花(撮影・浅見桂子)

<女子ゴルフ:リゾートトラスト・レディース>◇5月31日◇第1日◇静岡・グランディ浜名湖(6560ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1440万円)

ジャンボ尾崎の愛弟子、原英莉花(20=日本通運)が6バーディー、ノーボギーの66で回り、初優勝へ向け首位発進した。

ジャンボにプレゼントされたパターが好調で、バーディーを連発した。2位には、1打差の5アンダーで河本結、渋野日向子がつけた。第2日の最終組は20歳トリオが、優勝へ向けしのぎを削る。

「自分の思うナイスプレーとは違うけど、パッティングでしのいでる」と原は笑顔で話した。ジャンボ尾崎から試合会場にパターが届いたのは4月のKKT杯バンテリン・レディース。それまで使っていたピン型からマレット型に変わって「そこから自分のフィーリングが良くなった」。悪いなりにスコアを伸ばして初の単独首位発進。黄金世代の同期がどんどん優勝していく中「できることをしっかりやって、それで勝てたらうれしい」と控えめに決意を語った。