竹内美雪が首位発進 ドライバー調整で自己ベスト

下部ツアーながら自己ベストタイの65をマークした竹内美雪

<女子ゴルフ・ステップアップツアー・スカイ・レディースABC杯>◇第1日◇3日◇兵庫・ABCGC(6485ヤード、パー72)◇賞金総額3000万円(優勝540万円)◇日刊スポーツ新聞社後援

プロ6年目の竹内美雪(23=タイカ)が7アンダー、65で首位発進した。

イーグル賞30万円がかかった18番パー5で5メートルのイーグルトライがカップをなめて、惜しくも決まらず。「えーっ! 30万円だったんですか~!」と残念がったが、笑顔は消えなかった。

「最近、ドライバーが右にばかりいって、昨日(クラブを使用する)キャロウェイさんの担当者と話して、ヘッドをドロー気味に調整したらいい感じになりました」。2番でボギーが先行したが、3番以降で8バーディーを量産。65は、16年のステップアップツアー・ルートインカップ最終日にマークして以来2度目の“プロ自己ベストスコア”となった。

前週のアース・モンダミンカップでツアー後半戦の出場優先順位を決めるQTリランキングが確定。68位の竹内は、ほぼ出場が望めなくなったが「終わってしまったことは仕方ない」と切り替えた。今週は兵庫・西宮市の自宅から通う。「転戦で持ち歩く枕より、自宅の枕が大きくて寝心地がいい。その枕、所属先のタイカさんのやつなんです!」とプロ意識を丸出しにPR。ひたすら明るく、プロ初優勝を狙っていく。