松山1年ぶり予選落ち「自信持って打てなくなった」

18番、通算3オーバーで予選落ちとなり、インタビューに答える松山(撮影・加藤諒)

<米男子ゴルフ:全英オープン>◇第2日◇19日(日本時間20日未明)◇北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード、パー71)◇賞金総額1億50万ドル(約110億5500万円)優勝賞金189万ドル(約2億800万円)

日本男子として初の海外メジャー優勝を目指した松山英樹(27=LEXUS)が、まさか予選落ちした。

松山の予選落ちは昨年の同大会以来、1年ぶり。

42位から出た1番パー4で、いきなりティーショットをOBとしてトリプルボギー。前半のパー5で2つバーディーを奪ったものの、最後までショットの乱れを修正できず。10番でV字の崖に入れてボギーをたたいた後も、何度も深いラフにボールを飛ばした。

3バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの74で回り、通算3オーバーの87位。

松山は「うまくいかなかったです。途中から修正できると思っていたけれど、後半の10、11番くらいから自信を持って打てなくなった。悪いスイングをした結果。なかなか思ったプレーができないのは自分のせい。悔しいです」と淡々と話した。

8人が出場した日本勢では稲森佑貴と、浅地洋佑の2人が、ともに通算1オーバーの58位で予選を通過した。