沖学園V、出利葉は監督に「感謝」全国高校ゴルフ

団体男子で沖学園を7年ぶりの優勝に導いた出利葉太一郎

<ゴルフ:全国高校選手権団体の部>◇最終日◇7日◇茨城・セントラルGC(高校男子=東C・7167ヤード・パー72、同女子=西C・6565ヤード・パー72)◇出場=高校男子36校、同女子31校◇日刊スポーツ新聞社後援

高校男子は第1日首位の沖学園(福岡)が通算17アンダーで、7年ぶり6度目の優勝を果たした。女子は同じく首位から出た大院大高(大阪)が同18アンダーで悲願の初優勝を飾った。中学男子は日章学園(宮崎)、女子は沖学園(福岡)が優勝した。

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沖学園は前半、3打差3位から出た福井工大福井に逆転を許した。

2打差を追う展開となった後半、エースの出利葉太一郎(3年)は「1打1打あきらめない目標でいった」。そして「みんなのスコアを信じてプレーした」結果、最終18番をチップインバーディーで締めくくると、再逆転での優勝が待っていた。

「この団体には1年生から出て、和田監督を優勝させたい気持ちで頑張った。今は感謝の気持ちでいっぱい」という出利葉の笑顔には達成感があふれていた。