渋野の打球がピン直撃でカップ破壊 担当者が修復

12番サードショットを放つ渋野(撮影・佐藤翔太)

<女子ゴルフ:北海道meijiカップ>◇第1日◇9日◇札幌国際CC島松C(6531ヤード、パー72)◇賞金総額9000万円(優勝1620万円)

AIG全英女子オープンで日本勢42年ぶりのメジャー制覇を達成した渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、国内凱旋(がいせん)試合を2アンダーで回った。

4バーディー、2ボギーの70。12番パー5では、56度のウエッジで打った残り50ヤードの第3打がピンを直撃。その反動でカップが壊れ、一時、LPGA担当者が修復する場面があった。ピンから跳ね返った約6メートルを沈め、そのホールをバーディーとした。

それでイーブンに戻すと、16番パー4でも約4メートルのバーディーパットを沈めた。さらに最終18番パー5では、大勢のギャラリーが見守る中で、バックスピンをかけた第3打がピン側2メートルへ。それを沈めて、バーディーでフィニッシュ。2アンダーで、上位争いに加わった。