松山英樹30位 イーグルも「大きなミス続いた」

<米男子ゴルフ:ノーザントラスト>◇11日(日本時間12日)◇最終日◇米ニュージャージー州リバティーナショナルGC(7370ヤード、パー71)

17位から上位を目指した松山英樹(27=LEXUS)は、1イーグル、1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算6アンダー、278で30位と順位を落としてフィニッシュした。

前半、5番をボギーとした直後の6番パー5。グリーン奥、ラフからの約20ヤードのアプローチを沈めてチップインイーグルを奪った。大きなガッツポーズも飛び出し、一気にいくと思われたが、後半の13番パー5で第2打を池に入れボギー。16番パー4でバーディーを奪って1つスコアを伸ばしたものの、17番パー4では、バンカーに入れるなどして痛恨のダブルボギーとして後退した。「大きなミスが続いてしまったので、その結果がこういう形になった」と振り返った。

30位にとどまり、フェデックスポイントランクは、大会前の30位から33位と落ちた。プレーオフ最終戦に進むためには、同ランクで30位以内に入らなければならないため、次戦、15日開幕のBMW選手権(米イリノイ州シカゴ)は正念場となる。14年から続く連続出場へ、「優勝を目指してやっていれば関係ないと思うんですけど、そういう状態じゃないんで。まあそれでも、そういうしびれるところでやれるのはうれしいというか、やりたくはないですけど。優勝争いをすればそういう形になってくると思う」と気持ちを高めた。

パトリック・リード(米国)が、69で回り、通算16アンダー、268で優勝した。2位は、通算15アンダーでアブラハム・アンサー(メキシコ)。