浅井咲希が首位と1打差3位で最終日へ「まだまだ」

3番ティーショットを放つ浅井(撮影・浅見桂子)

<女子ゴルフ:ゴルフ5レディース>◇第2日◇7日◇茨城・ゴルフ5カントリーサニーフィールド(6380ヤード、パー72)

ツアー2勝目を目指す黄金世代の浅井咲希(21=小杉CC)が、首位と1打差3位で最終日を迎える。単独首位から出て2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算11アンダーとした。

前々週のCATレディースに続く2勝目を射程圏に捉えても「まだ狙って優勝できるレベルではない。やれることをやれば、結果はついてくると思う」と冷静に語った。

QT(予選会)2位、リランキング15位の資格で、今季はツアー全試合に出場を続ける。昨季は下部ツアーが主戦場で、優勝経験はなかった。一気に成長を遂げた黄金世代の浅井は、全試合に出場することに関して「どうしても休まないといけない理由があるのなら休みますけれど、小祝さくらちゃんも出続けている。21歳で試合を休むのも、自分の中では『どうなのかな?』と思うので」と明かした。

逆転優勝へ。8日の最終日は、首位を走る申ジエとイ・ミニョンの韓国勢との最終組。浅井は「今の状態なら、実力ではまだまだかなわない」としつつも「いい勝負ができたら最高ですね」と笑顔で話した。