渋野日向子に特例!五輪強化選手相当のサポート決定

練習ラウンドで笑顔を見せる渋野(撮影・前田充)

日本ゴルフ協会(JGA)オリンピック(五輪)競技対策本部の強化委員会が9日、都内で行われ、AIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)に特例として五輪強化指定選手相当のサポートをしていくことを決定した。

渋野は、世界ランキング13位(9日現在)で日本勢2番手に位置するが、すでに決定している日本オリンピック委員会(JOC)が認定する強化指定選手は来年1月まで変更できないため、特例を承認した。同委員会の倉本昌弘委員長は、「本来は強化選手になるべき人。我々がサポートできることはしていこうということ」と説明した。

今後、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の使用など本人が希望した場合、五輪競技対策本部がJOCへ協力の要請や費用を負担するなどサポートしていくことになる。

五輪強化選手は、女子は畑岡奈紗(森ビル)、鈴木愛(セールスフォース)ら8人いる。

また、2020年東京五輪ゴルフ代表女子ヘッドコーチの服部道子氏の強化委員就任も承認された。