前半終了 渋野日向子は通算-4、首位と6打差

デサントレディース東海クラシック2日目 1番、ティーショットを放つ渋野日向子(撮影・森本幸一)

<女子ゴルフ:デサントレディース東海クラシック>◇第2日◇21日◇愛知・新南愛知CC美浜C(6437ヤード、パー72)◇賞金8000万円(優勝1440万円)

前半9ホールを終え、8位から出たAIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)は、2バーディー、1ボギーで通算4アンダーの暫定13位で後半に向かった。

第1日に続き、原英莉花が同組で和やかな雰囲気でスタートした。2つスコアを伸ばして迎えた9番パー4。ティーショットを左に曲げるとギャラリーに当たった。第2打は前に木があり、出すだけだったが、ショットを打ち終わるとギャラリーに駆け寄り、深々と頭を下げ、ボールを渡していた。ギャラリーは笑顔で「大丈夫です」と話していた。結局、ピン左約3メートルのパーパットを外し、ボギーとしてスコアを1つ落とした。

首位からスタートした李知姫、申ジエの韓国勢2人は、7番を終え、1つスコアを伸ばし、通算10アンダーでトップを守っている。

8位から出た鈴木愛は、9ホールを終えて、5つスコアを伸ばして、7ホールを終えた木村彩子に並び、通算8アンダーとして暫定3位まで浮上している。