石川茉友夏が関東女王、プロ1発合格狙う 日刊アマ

関東女子社会人王座に就いた石川茉友夏(撮影・吉池彰)

<ゴルフ:日刊アマ全日本大会・女子決勝>◇第1日◇30日◇千葉・キングフィールズGC(6280ヤード、パー72)<主催>日刊スポーツ新聞社<後援>日本ゴルフ協会、関東ゴルフ連盟、日本パブリックゴルフ協会<協賛>ブリヂストンスポーツ<協力>キングフィールズGC

第1日の成績で争う「関東女子社会人決勝」は石川茉友夏(19=推薦)が4オーバーで初優勝、50歳以上の同シニアの部は林純花(55=スカイウェイ)が6オーバーで3連覇した。  

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石川茉が第12代関東社会人女王の座に就いた。前半3ボギー、後半で2ボギー先行も、15番でバーディーを奪った。9月24~27日のプロテスト第2次予選を見事14位タイで通過、11月の最終テストに進んだばかり。「帰ってきて体が休まっておらず、集中力を欠いた」と言いながらも、勝負強さを見せた。

関東女子社会人決勝は当初、9月9日に茨城・龍ケ崎CCで開催予定だったが、台風15号の影響で中止となり、本大会第1日に併催された。双子の妹、石川茉は初代女王に野村敏京が名を残す大会タイトルをステップに、プロ1発合格を目指す。「最終テストで4日間頑張ればプロになれる。かわいくて強気なプレーの河本結プロのようになりたい」と目を輝かせた。

◆石川茉友夏(いしかわ・まゆか) 2000年(平12)7月12日、群馬県生まれ。ゴルフは双子の姉涼夏と10歳から始め、現在は伊香保国際CC練習生。ベストスコアは65でドライバーの平均飛距離230ヤード。好きなクラブはパター。