ウッズ万全で13年ぶり日本参戦「楽しんでいるよ」

会見で笑顔を見せるウッズ

男子ゴルフで米ツアー通算81勝のタイガー・ウッズ(43=米国)が21日、千葉・アコーディア習志野CCで、初の日本開催となる米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(24日開幕)に向けた記者会見に出席した。

米ツアーの19-20年シーズンは、すでに開幕しているが、自身の開幕は日本。日本参戦は06年のダンロップ・フェニックス以来13年ぶりで、「日本は06年以来の参加になる。96か97年にはジャンボさん(尾崎将司)とゴルフをしたのを覚えている。日本を楽しんでいるよ」と余裕の笑顔を浮かべた。

今年8月下旬に左膝を手術した。経過は順調と話し、「去年、手術するつもりだったとはいえ、その後は予定通りにきている。以前は歩くことも困難だったが、今は大丈夫」と万全をアピールした。

20年東京五輪への思いもあらためて吐露した。「五輪でプレーがしたい。ただ、今は世界ランキング9位なので出られたら光栄です」と意欲的。84年のロサンゼルス五輪(米国)は、「父親とアーチェリーを見たが、幼すぎてあまり覚えていない」と思い出も語り、来年に迫った東京五輪に思いをはせた。

午後からは、スペシャルマッチ「ザ・チャレンジ:ジャパン・スキンズ」にロリー・マキロイ(英国)、ジェーソン・デー(オーストラリア)、松山英樹(日本)とともに出場する。