元賞金女王の森田理香子が一ノ瀬のキャディー務める

2番、ティーショットを放つ前、森田理香子(左)と笑顔で話す一ノ瀬優希(撮影・鈴木正人)

<女子ゴルフ:樋口久子・三菱電機レディース>◇第1日◇1日◇埼玉・武蔵丘GC(6585ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1440万円)

13年賞金女王の森田理香子(29)が、一ノ瀬優希(31)のキャディーを務めた。

森田は昨年6月のニチレイ・レディース以来、大会には出場しておらず、事実上の引退状態。「いろんな角度からゴルフを見て、経験したい」と9月に一ノ瀬に頼み込み、今回1度限りのキャディーとしてゴルフバッグをかついだ。

その一ノ瀬は、4バーディー、3ボギーの71、1アンダーで31位でフィニッシュ。森田のキャディーについて「アドバイスも的確で、相談したら納得できる答えが返ってくる。安心でした」と話した。特に7番パー4では、第2打のクラブの選択をアドバイス通りユーティリティーを使い、バーディーに結び付けたという。

森田は今後について「ゴルフしかないんで、このままゴルフは続ける」と語ったが、具体的な目標は語らなかった。