河本結「面白いゴルフ」好スタートも4連続ボギー

米ツアー挑戦のため米国へ出発した河本結(2020年1月12日撮影)

<米女子ゴルフ:ISPSハンダ・ビック・オープン>◇第1日◇6日◇オーストラリア・サーティーンスビーチ・リンクス、ビーチC(6276ヤード、パー72)クリークC(6307ヤード、パー73)◇賞金総額110万ドル(約1億2100万円)

米ツアー参戦2戦目の河本結(21=リコー)は、出入りの激しい展開だった。1番パー4のバーディーパット、2番パー5のイーグルパットを、ともに約1メートルにつけて沈めた。スタートから2ホールで3アンダーと絶好のスタートだったが、6番から4連続ボギー。「前半で貯金を使い果たしちゃったんですけど、面白いゴルフでした」と、気落ちすることなく、後半はスコアを1つ伸ばし、イーブンパーで初日を終えた。

米デビュー戦では8位と好成績を収めたが「前週のグリーンとは雰囲気も違う感じで、その辺のタッチが合っていないというか、フィーリングと現実が合っていないところがあって困惑した。明日はパッティングの自分のミスを直して、パターも替えてみようと思っている。明日からに期待という感じです」と、巻き返しへの自信をのぞかせた。最終18番パー5をバーディーで締め「パー5で気合を入れて(バーディーを)取っていければ。クリークコースは今日1日。いい記憶も悪い記憶もおさらばして、明日(7日)からビーチコースで思う存分楽しみたい」と、笑顔を見せながら話した。