河本「心からいいプレー」再開初戦4打差8位好発進

<米女子ゴルフ:ドライブオン選手権>◇第1日◇7月31日(日本時間8月1日)◇米オハイオ州トレド・インバネス・クラブ(6852ヤード、パー72)◇賞金総額100万ドル(約1億1000万円)

今季から米女子ツアーを主戦場としている河本結(21=リコー)が、4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で、8位と好発進した。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止が相次ぎ、無観客、スポンサーなしで開催された約半年ぶりのツアー再開初戦。河本は、最初のホールとなった10番パー4で、いきなりバーディーを奪って勢いに乗った。13番パー5までの4ホールで3つのバーディーを奪い、スタートダッシュに成功。一時は3アンダーで3位につけていた。終盤の8番パー5でボギーをたたいたが、首位とは4打差と逆転は射程圏内につけた。

ホールアウト後は「USLPGAツアーを戦える幸せをスタート前から感じることができていたので、幸福感にあふれたラウンドだったので、心からいいプレーができたなと感じています」と、好発進以上にツアー再開を喜んだ。3日間大会の残り2日で、米女子ツアー初優勝を狙う。

日本勢は河本以外に2人出場し、野村敏京、山口すず夏ともに6オーバーの78で、102位につけている。畑岡奈紗は出場していない。ダニエル・カン(米国)が6アンダーで首位に立った。