松山「いいパット打ててる」首位と5打差16位浮上

<米男子ゴルフ:全米プロ選手権>◇第2日◇7日(日本時間8日)◇カリフォルニア州サンフランシスコ、TPCハーディングパーク(7234ヤード、パー70)◇賞金総額1100万ドル(約12億1000万円)優勝賞金198万ドル(約2億1800万円)

48位から出た松山英樹(28=LEXUS)は、4バーディー、1ボギーの67で回り、通算3アンダー、137で首位と5打差の16位に浮上した。スタートの10番パー5で、第1打を右ラフ、第2打を左ラフに打ち込んだ。それでも第3打をピンから2メートルに寄せバーディー発進。その後も前日同様、ティーショットは左に右にと曲がったもののパーでしのぐ。18番パー4で、フェアウエーからの第2打を1・6メートルにつけ、この日2つ目のバーディー。後半は、2番パー4で第1打を左ラフ。第2打をグリーン右のバンカーに打ち込んで、この日初めてのボギーをたたいた。しかし、4番パー5で同じように、第1打ラフ→第2打グリーン右手前バンカーと苦しみながら、第3打をピン右手前2メートルにつけバーディー。8番パー3では第1打をグリーン奥ピンから10メートルにつけ、ロングパットを決めてバーディー。ティーショットの不安定さは残ったが、抜群のアプローチを随所に見せ、順位を上げた。

プレー後松山は「昨日終わって考えていたことが今日はうまくできたので、まあ、すごく良かったと思います。いいパットが打てているので、それを続けられるようにしたい。いいプレーをすればチャンスがある位置で終われたのは良かった」と振り返っていた。