上田桃子の技術に若いプロは刺激を受けたと思いたい

上田桃子(19年12月15日撮影)

<米女子ゴルフ:AIG全英女子オープン>◇最終日◇23日◇英トルーン・ロイヤルトルーンGC(6649ヤード、パー71)◇賞金総額450万ドル(約4億9500万円)優勝賞金67万5000ドル(約7430万円)

日米ツアー通算15勝の上田桃子(34)が、メジャーで自己最高となる6位に入った。4バーディー、ボギーなしの67で回り、通算1オーバーの285。19位から出て、前半4つ目のバーディーを奪った時点では4位まで浮上していた。

<元賞金女王・村口史子の目>

上田さんのメジャー自己最高は、最後まで落ち着いてやるべきことをやった結果でしょう。ノーバーディーだったインは、風向きが第3日までと逆の向かい風になり、第2打以降のクラブの番手が上がって、グリーンを捉えてもバーディーパットの距離が残ってしまった。34歳のベテランですが、ショットもパットも「まだまだいける」と自信になったはずです。

彼女の活躍は彼女のためだけでなく、日本にいたプロにとっても意味があります。強風、雨、寒さ。いかに日本のコースと違うことか。「頑張らなきゃ」「甘えてるな」と思った人は多いでしょう。また若いプロが、自分にない彼女の技術を見て、刺激を受けたと思いたいです。

それにしてもポポフはすごかった。世界ランク304位と聞いた時に「え?」と耳を疑いました。スイングはいい、距離も出る。ハートも強そう。なんで米ツアーの下部ツアーでくすぶっていたのか、不思議で仕方ない。世界は広いです。(プロゴルファー、テレビ朝日解説者)